日々のこと
感じたり、考えたりしていることを綴ります。
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表札
学生時代、詩集を読むことにハマったことがありました。
当時、池袋リブロにあった詩専門書店「ぽえむぱろうる」によく通っていました。
あ~懐かしい・・・

そこでたくさんの言葉や感受性に出会ったように思います。

そしてときどき、自分がいろいろな気持ちにとらわれているときに、そのとき読んだ詩をふと思い出すときがあります。
そのときの気持ちに合った詩がふと思い出されます。
不思議なんですがね・・・

先日もそうやって思い出す詩がありました。
それが石垣りんさんの「表札」という詩。

表札     

     自分の住むところには
     自分で表札を出すにかぎる。

     自分の寝泊りする場所に
     他人がかけてくれる表札は
     いつもろくなことはない。

     病院へ入院したら
     病室の名札には石垣りん様と
     様が付いた。

     旅館に泊まつても
     部屋の外に名前は出ないが
     やがて焼場の鑵(かま)にはいると
     とじた扉の上に
     石垣りん殿と札が下がるだろう
     そのとき私はこばめるか?

     様も
     殿も
     付いてはいけない、

     自分の住む所には
     自分の手で表札をかけるに限る。

     精神の在り場所も
     ハタから表札をかけられてはならない
     石垣りん
     それでよい。


なぜこの詩を思い出したのか、なんとなくわかる気がします。
今の私に、この詩はとてつもなく響いてきます。

やはり私は私でしかないのですよね。

この詩を思い出しながら、強くなくとも凛とせねばと思ったのでした。
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